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オジー・オズボーンにネアンデタール人の遺伝子

オジー・オズボーンにネアンデルタール人の遺伝子

つくづく、このヒトは本当に"ツイて"る奴だなぁ・・・と感心させらる。
米国のゲノムの塩基配列解析企業Knomeによって6月に開始されたオジー・オズボーンの全ゲノム解読プロジェクトがこの度無事に完了し、われ等がオジー「世界で始めて全ゲノムが解読されたロックスター」になったとのことです。

ozzy.jpg
just say ozzy!!!


いたって真面目な(そして一流の)科学雑誌サイテンティフィック・アメリカンに掲載されてる記事の原文も結構おもしろいです。


知らない人のために、まあ一言だけオジーについて解説しておくと、
だいたい 江頭2:50 と デーモン小暮 をくっつけて酔っ払いにしたスーパースター、と言えば適当でしょうか?
最近はオズボーンズの人なのかもしれません。

※エピソードはこちら


 んで、本題というか、冒頭の「ネアンデタール人の遺伝子」、なんですけれども、ネアンデタール人はご存知のとおり現生人類(ホモ・サピエンス)に先行すること20万年前に出現して2万7千年前に絶滅したヒトの近縁種です。現生人類に非常に似ていますが、祖先ではありません。40~50万年前くらいにホモ・サピエンスとは分岐した別種です。
 長い間、ホモ・サピエンスとネアンデタール人は完全に別種とされていましたが、最新の知見では、実は10万年くらい前にネアンデタール人の遺伝子がホモ・サピエンスに再混入したと言われています。
ホモ・サピエンスは25万年前くらいに現れ、しばらくアフリカから外にでることなく暮らしていましたが15万年前くらいに「出エジプト」します。その後に、おそらくはヨーロッパで、ネアンデタール人とごくわずかですが「混血」が発生したとのことです。
だから、オジーにネアンデタール人の遺伝子が混入していても(彼はアフリカ系ではないので)不思議ではないんですね。

参照:アフリカ単一起源説

a0087389_57087.jpg
残念ながらゲノムには666とは書いていなかったオジー。


アルコールに関わる部分で言うと、オジーのゲノムに見つかったというADH4は非常に変異のようですが、一番有名な遺伝子変異はアセトアルデヒドの分解酵素に関わるALDHです。

ALDHの遺伝子多型は生まれつきの体質であるが人種によってその出現率は異なり、AGタイプ(酒に弱いタイプ)・AAタイプ(酒が飲めないタイプ)はモンゴロイドにのみ、それぞれ約45%、約5%認められる。 これに対しコーカソイド(白人)・ネグロイド(黒人)・オーストラロイド(オーストラリア原住民等)は全てGGタイプ(酒に強いタイプ)である。
-wikipediaよりの該当記事より

つまり、ALDH2という遺伝子の欠損者は酒は全然かほとんど飲めない、そしてその欠損者は東アジアのモンゴロイドにしかいないんです。つまり、東アジアの下戸は本物の下戸ってこと。無理強いはやめましょう。


最初にヒトゲノム解読が完了するのには13年かかりましたが、今は一人解読するのに3ヶ月しかかからないんですねえ・・・。
デザイナーベイビーの世界がすぐそこまで来てしまっています。




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.05 2010
歴史とか comment(1) trackback(0)

comment

しほう
>江頭2:50 と デーモン小暮 をくっつけて酔っ払いにしたスーパースター

オジーの説明が的確だな。
2010.11.05 14:07

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京都在住の阿部です。 地図と薀蓄で一杯やりましょっ なんとなくデザインをもとに戻しました

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