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セ・リーグの平均得点推移やヤクルト首位の不思議、など

今年はパ・リーグのネット中継が有料になったりで全然野球見ていないんですが、中日とヤクルトがついに1ゲーム差になったということで、久しぶりに成績やデータを見てみたんですが、ちょっとおもしろい状態です。


前半戦の振り返り~Part1 SMR Baseball Lab


ボールが変わって長打が減ったという話がありますが、確かに昨年と比べてセ・リーグの平均得点はなんと1得点/ゲームも低下しています。前半戦だけのデータで見ると、今年の得点平均3.16点は1970年以来の低い数字なんですよね。セ・リーグの場合ここ40年の間、4.7点~3.8点くらいの幅に年間での得点平均収まっており、セ・リーグの打者優位性は60年代の水準まで押し戻されたという状態です。

1970年の讀賣ジャイアンツのスタメンを見てみるとわかりますが、70年はV9巨人の最盛期ですね。

ちょっとおもしろいのは、王・長嶋が打ちまくっていたイメージの巨人V9時代ですが、実際はまったくのピッチャー優位の時代で、ゲーム平均得点は3.5点くらいだったということです。そしてV10を逃し長嶋が引退した翌年1975年から一気にトレンドが変化し、平均得点が4.7点~3.8点に急上昇しその水準が昨年まで続いていました。

ボールが変わったことでそんなにも打てなくなるのか?達川光男のコラムによるとストライクゾーンが広くなった影響もあるとのことですが、ともかくこの急低下の要因は興味深いところです。

投高打低になった本当の理由とは? (1/2)
達川光男氏が語るプロ野球2011年シーズン



話は横道にそれますが、達川が始めたブログは期待通り相当おもしろいです。

今日はみんなで強打者・畠山を討ち取るよ
ヤクルトの畠山を打ち取る対策だけで延々と記事を書くあたり半端じゃないですよね。
これだけの内容を儲からないブログで公開している達川光男とテレビ新広島の意図はどこにあるんでしょうかねー。普通に書籍にまとめても十分価値ある内容と思います。





得点力の低下の話を書きましたが、セ・リーグではもうひとつ興味深い現象がおこっています。

得失点差

1位

ヤクルト

130

65

50

15

0.57

-

14

459

456

83

0.25

3.33

3

2位

中日

129

67

54

8

0.55

1

15

380

365

70

0.23

2.46

15

3位

巨人

132

63

59

10

0.52

4.5

12

412

386

94

0.24

2.63

26

4位

阪神

125

57

62

6

0.48

4.5

19

415

409

72

0.26

2.98

6

5位

広島

129

54

67

8

0.45

4

15

408

462

47

0.25

3.32

-54

6位

横浜

129

42

77

10

0.35

11

15

393

528

73

0.25

3.91

-135


※2011年10月5日時点


中日が猛烈に追い上げてきていて優勝争いはわからなくなってきましたが、目線を勝敗数からチーム総得点や防御率、打率へ移してみるとチームの成績・順位が必ずしも得失点や打率・防御率と相関していないことに気づきます。

特に得失点差は、勝敗と直接相関する数値と感じられるだけに+25の巨人が全然浮上できないのは不思議な気がします。例年の傾向では、シーズン前半では得失点差が低くても上位に食い込むチームがいることはありますが、シーズン終盤では徐々に収束し得失点差順にチーム順位が決まっていたように思いますが、今年はそのズレが解消されていません。

また、何年か野球をみていてチーム防御率は得失点差以上に順位との相関が深いと感じられるのですが、ヤクルトのチーム防御率ばリーグワースト2位(横浜さんは別格)防御率1位の中日より0.9ポイントも悪い数字です。

Yahoo!スポーツプロ野球

パ・リーグのデータを見てみると、優勝したソフトバンクは投打ともに優れていることが一目瞭然です。防御率2.36はダルビッシュや鉄壁の救援陣を誇る日本ハムを0.3ポイント上回っていますし、得失点差は+175点にも達し現在2位のハムの倍以上あり、ゲーム差以上に存在する戦力差を暗示しているように思えます。


このように中日が土壇場で逆転する可能性はデータを見るかぎり高いと判断できますが、逆にデータを見ると、なぜこれだけ数字が悪いヤクルトがここまで奮闘できたのか?むしろそこが興味深い点ではないかと思えます。

ヤクルトは打率・HR数だけ見ると他球団に比べて優れているとは言えませんんが、より詳細なデータを見てみると出塁率が.315と他球団を引き離しており、ヒットではなく四球・死球を選んで得点力をアップしているという状況に気づきます。
なんとも玄人好みな打線に仕上がっているんですね。

心情としてはヤクルトにはこのまま持ちこたえて欲しいのですが、数字を見てみると、中日の圧倒的な投手力に飲み込まれていく可能性があると感じられます。
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.05 2011
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ぷろふぃーる

京都在住の阿部です。 地図と薀蓄で一杯やりましょっ なんとなくデザインをもとに戻しました

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