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「~させていただく」社会はイヤだ。


仕事をしていると、言葉遣いについて、とくに敬語について考えさせられることが多かったです。


たとえば、私の上司で、メールに女の人がでるときはいつも「○○女史」と書く人がいました、

例)「田中女史からもご指摘を受け、早急に対応しております。」

「女史」という言葉はポピュラーではないし、大げさな印象だったので、違和感が拭えない。
とはいえ、「山下氏」と書かれていると男性だと先入観で判断されかねないし、その意味では
正しい方針にも思えたので、メールを読むたびにモヤモヤッとしたものです。

「さん」付けは敬意の表現であると同時に好意や親近感も
表現してしまうために、ビジネスや報道の場面では適切でないことが多いのですよね。

新聞記事では男性、女性ともに「氏」が付けられる傾向にあると思いますが、
「氏」は家父長制の歴史を背負うが故に男性のニュアンスをもちかねません。

日本語の欠陥と言っていいと思いますが、難しいなと思いました。




ちなみに、日本語における敬称というのは、古来役職や住処で表現していて
「さん付け」というのはとても新しい現象だと書いたことがありましたっけね。

京都人の「さん付け」




だけどそれ以上に、そして仕事をやめた今でも気になってしょうがない敬語があります。

それが「~~させていただく。」ってフレーズなんですよね。


「~させていただく」言葉が社会をゆがめる


「今日の時点で、ヒューマンエラーなのかシステム上のエラーなのか、どのように考えられていますか」という質問に対して当時の浜田靖一防衛大臣はこう答えた。

 「それも含めて確認をさせていただきたいと思います。(中略)皆様方にお叱りを受けるかもしれませんけども発射のための情報収集などに対してもう少しお時間を頂きまして、集中させていただいた中で、その後に今回のミスを検証させていただきたいと思っているところであります」

 本来なら「指示する」にも「集中する」にも、そして「検証する」にも、遠慮やへりくだりはいらない。必要なのは、迅速で確固たる意志であり「集中し」「検証し」と、ストレートに言うべきである。

 それがこんなへんてこなものの言い方をしていると「北朝鮮に抗議させていただく」などと言いかねない、というのが当時の印象だった。



改めて文字化すると笑ってしまいますけど、現場で聴くと相当フラストレーションがたまる言い回しですよね。

なにが「させて頂く」だよ!集中くらい勝手にすれや!と思います


変な敬語、というのはたくさんあるけど、どうしてもこの言葉だけは看過できません。
だけど、平気で使う人、いっぱいいるのよねー・・・・・。


私はできるだけへりくだることなく生きていきたいです。




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森 真一

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.29 2011
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京都在住の阿部です。 地図と薀蓄で一杯やりましょっ なんとなくデザインをもとに戻しました

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